イベントの説明
名古屋地区で、体系的なユーザビリティテストのセミナーを開催します。
ユーザビリティテスト(ユーザーテスト)は、お客様にとってよりよい製品/サービスを作るための重要なテスト技術です。
本セミナーでは、ヒトの認知心理学特性に基づいて「何故ユーザーテストが必要か?」といったそもそもの話から、テスト計画の作成、テストの実施、結果分析までトータルで体験できます。
自社製品/サービスを評価テーマとして持ち込んで、自社内での活動に活用していただくこともできますし、他の方のテーマを課題として一緒に取り組むことで、初心者の方でも使いやすさの客観的評価方法を習得することができます。
評価テーマは、ウェブサービスでもプロダクトでもOKです。会場で第3者が使ってみることができる(動作する)ことが条件です。
テーマ応募方法詳細は、申込み後、セミナー主催者事務局よりご案内いたします。
デザイナー、エンジニア、プロデューサ、ディレクター、商品企画、営業などの様々なお仕事に於いて、「使いやすさ」についての議論が「私はこう思う」で終わってしまって進まない、「使いにくい」と思うのになかなか意見が通らなくて直せないなどのお悩みの方は、是非このセミナーをご活用ください。
本セミナーは、昨年、東京地区で開催したものを4日間のプログラムに組み直したものです。
講師は産業技術大学院大学の社会人向け履修証明プログラム「人間中心デザイン」でも講師をつとめる古田一義氏・奥泉直子氏です。
■主催
特定非営利活動法人 人間中心設計推進機構(HCD-Net)
http://www.hcdnet.org/
■会場
ブラザー コミュニケーションスペース
〒467-0851 名古屋市瑞穂区塩入町5番15号
(最寄り駅 名鉄/地下鉄名城線 堀田)
http://www.brother.co.jp/bcs/guide/index.htm
■スケジュールと講師
第1回 6月26日(金)13:00-18:00(受付開始 12:30)
ユーザビリティ評価基礎講座とチーム編成
講師:古田 一義氏(道具眼)
第2回 6月27日(土)10:00-18:00
対象プロダクト理解とインスペクション評価
講師:古田 一義氏(道具眼)
第3回 7月24日(金)13:00-18:00
タスク設計とプレテスト
講師:古田 一義氏(道具眼)、奥泉 直子氏
第4回 7月25日(土)10:00-18:00
演習本番と分析、まとめ
講師:古田 一義氏(道具眼)、奥泉 直子氏
■履修証明証:全4回履修された方には「履修証明証」を交付致します。
■定員:30名
■参加費:一般 3万円、HCD-Net会員 2万円
※銀行振り込み(振込先はお申込み後に連絡いたします)
*6/27(土)、7/25(土)に希望者懇親会を予定しています。
■参加申込方法:
タイトルを「「ユーザビリティ評価」参加希望」」として以下の内容を
hcdnet_registration@hcdnet.org までご連絡ください。
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氏名:
所属先名:
会員種別:正会員/賛助会員/学生会員/一般/一般学生
電話番号:
メールアドレス:
【懇親会への参加】下記より該当するものを残してください。
①6月27日の懇親会に参加します。
②6月27日の懇親会に参加しません。
※7月25日の懇親会への参加受付は7月初旬より開始します。
受付メールを事務局より返信いたします。参加費の支払い方法の案内は受付メールに記載されています。受付メールが2、3日(土日祝日を除く)で届かない場合は事務局にご連絡ください。請求書をご希望の場合は本文にその旨と、請求書のあて先と郵送先をご指定ください
ーーーー演習のテーマの決め方詳細ーーーー
本セミナー内の演習はよりリアルなテーマ(評価対象)で実査を体験できることを目指しています。講師側で架空のテーマや一律のテーマを押しつけるのではなく、参加者の方が実際に携わっておられるプロダクトやサービスを対象とし、できる限り実務に近い状況で実施したいと考えています。
「是非自分のところのプロダクト/サービスで演習をしたい!」という方はテーマを応募していください。
■テーマの応募
セミナーお申込み後に、応募受付開始します。
原則としてテーマの内容については問いませんが、次の条件を満たす必要があります。
・実際に動作するプロダクト/サービスを会場で利用できる
(動作に必要な装置を持参できる)
・所属先のコンセンサスが得られる
(未発表のものなどは必ず了承をとってください)
モニタ役(操作してもらう人)を外部から募ることも検討中ではありますが、基本的にはチーム間でモニタ役を派遣しあう形式になります。また高度に専門的なプロダクト(例:医療従事者を対象とする医療器具など)については、実際の利用者に近い人を呼べるわけでないことをご承知おきください。
あまりに数が多い場合は事前に締め切ったり、一定の選考をさせていただく場合があります。
■チーム作りの方法
(1)テーマ応募者は、当日、他の参加者にテーマについて簡単なプレゼンをする
(2)各参加者は自分の業務ジャンルに近い/興味があるなどの理由で、参加したいテーマに投票する
(3)全体としては4、5件のテーマを選抜してチームを作る
(チーム数、チーム人数は参加者確定後に決定)
■テーマの評価計画
(1)チーム編成後、テーマ提案者はクライアント役も兼任し、チームに対して評価対象の概要と、どういう点を評価したいかを伝える
(2)チーム全員でプロジェクトの方向性、目的を決定する
(3)(2)に基づきチーム全員で評価対象をインスペクション評価し、潜在的な問題点を抽出し、ユーザビリティテストのタスクを検討する
(4)(3)に基づきテストを実施する
(5)分析後、結果報告スライドを作成しチーム間でプレゼンテーションを行う
これに要所要所に座学をはさんでまったくの未経験者でもユーザビリティ評価を体験していただけるようサポートいたします。
■テーマ提供により得られるもの
・プロの指導を経たユーザビリティテスト計画
・数人分のユーザビリティテストデータと簡易報告書
・第三者であるチームメンバーによるインスペクション評価結果
これらの結果を追加料金無し(テーマ提供者ではない受講者と同額)で持ち帰ることができます。
発表者
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